Meat Loaf - Bat Out Of Hell (1977)

こんにちは、ゆうだいです。

ここに書くのもあれなんですが、先日姉が彼氏にプロポーズされました。

驚いたんですけど姉も嬉しそうでなんだか僕も嬉しいです。

幸せになってくれたらいいなぁと思います。

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アルバム情報

プロデュース:Todd Rundgren

チャート:

1位 オランダ、ニュージーランド

9位 イギリス

11位 ドイツ

13位 スウェーデン

14位 アメリカ

ジャンル:Rock n' Roll/Progressive Rock/Hard Rock/Pop

 

メンバー

Meat Loaf (lead vocals, backing vocals, percussion)
Todd Rundgren (guitar, percussion, keyboards, backing vocals)
Kasim Sulton (bass guitar, backing vocals)
Roy Bittan (piano, keyboards)
Steve Margoshes (piano)
Cheryl Hardwick (piano)
Jim Steinman (keyboards, percussion, "lascivious effects")
Roger Powell (synthesizer)
Edgar Winter (saxophone)
Max Weinberg (drums)
John "Willie" Wilcox (drums)
Phil "Scooter" Rizzuto (play-by-play)
Ellen Foley (featured vocal, backing vocals)
Rory Dodd (backing vocals)
Gene Orloff (concert master)
Members of New York Philharmonic and Philadelphia Orchestra (orchestra)

 

曲目

1.Bat Out Of Hell (9:43)

2.You Took The Words Right Out of My Mouth (Hot Summer Night) (5:04)

3.Heaven Can Wait (4:19)

4.All Revved Up with No Place to Go (4:19)

5.Two Out of Three Ain't Bad (5:23)

6.Paradise by the Dashboard Light (8:28)

7.For Crying Out Loud (8:45)

計47分

 

 

解説とコメント

「ドラマチックなプログレッシブ・ロックンロール!」

というのが僕がこのアルバムを紹介するときに使っているキャッチフレーズ。ちょっと恥ずかしいしこれを友人に見られたらいじられそうなので書くか迷ったけど書いてしまった。俳優としても有名なミートローフおじさんの実質初めてのソロ名義作品。1977年当時本国のアメリカビルボードチャートでは1位を獲得したという華やかな記録はないものの、発売当時から今現在に至るまで世界中で4000万枚以上も売り上げていてアルバム総売り上げランキングでも10位になるほどのロングセラー・モンスターアルバムなのである。世界中で愛され続け僕も大好きなこのアルバム、なんと日本では知名度も低く当時も全然売れなかったらしい。そのせいか国内盤CDの再発なんかはほぼない。当然名盤紹介雑誌や音楽ブログにも書かれることのない。このブログを通し、最高で素晴らしいこの作品を多くの人に好きになってもらえたらとても嬉しく思う。

 

 

 

まずはミートローフの紹介から

 

 

 

 

 

 

 

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美味そう!!!!

 

 

 じゃなくてこっち

 

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 びっくりするぐらいのミートローフ感!

一応書いておくと右の方がそう。

 

 幼少期アメフトをやっていたころにつけられたあだ名がもとでミートローフらしい。当時は根暗だった為にデブやのろまの意味合いでつけられたらしいけど、それを芸名として使っているあたりもちょっと好き。

1960年代から1970年中盤まではミュージカルを含む俳優として活動していた彼。彼の出演していたミュージカルで音楽を担当していたのが「ジム・スタインマン」という人物。ミュージカル役者として活動し力をチケていたミートローフのアーティスト性を生かした作詞作曲をしたものの、「こんなのできるわけがない」というレコード会社の意向からプロデューサーがなかなか見つからず、かなり苦労したとジムスタインマンは語っている。

 

そんな中、買って出たのが

 

天才!トッドラングレン

 

でかくしなくてもよかったんだけど勢い余って。。。

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この優しい顔をした方

 

まあこの人の凄さはそのうちブログに書くとして、この人がいたからこそこのアルバムは完成したといっても過言ではないのだ。その幅広い人脈から名の通ったミュージシャンを起用しまくっている。彼率いるプログレポップバンド"Utopia"のメンバーやブルーススプリングスティーンの"E Street Band"、エドガーウィンターやアメリカ五大楽団の一つとされるフィラデルフィア交響楽団など超豪華。さらにミキシングやエンジニアリングもトッドラングレンが引き受けている。売れないわけがない。

 

といった感じでとても豪華なアルバムに仕上がったBat Out Of Hell。ジムの書いた楽曲の充実度と言いミートローフの歌いまわしと言いとても素晴らしい。ジャケットの超メタルな感じとは裏腹に、非常にミュージカル的であるドラマチックな楽曲が並ぶ。冒頭でプログレッシブロックンロールと書いたが、そのミュージカル的な緩急のある楽曲展開がプログレ的であり、ピアノが先行するノリの良さこそがロックンロール的であると思う。ミートローフの歌いまわしも表現力豊かでパワフルかつダイナミックだ。そんな彼との掛け合いが素晴らしいエレンフォーリーもこのアルバムには欠かせない存在だと思う。

 

 オススメ

爆発的なかっこよさとノリの良さと疾走感が止まらない1、オーケストラとの美しいバラードである3、プログレッシブなロックンロール!エレンフォーリーとの掛け合いがたまらない6、オーケストラとの壮大なバラードでミートローフの表現力を最大限に引き出している7がオススメ。

なんだけれども本作はぜひアルバムとして通しで聴いてほしい。曲展開の良さが素晴らしく、聴き終わったら一つのミュージカルを観たような満足感が得られるのではないかと思う。

  

www.youtube.com

 

 あーラーメン食べたい(全然関係ない)